三越伊勢丹ホールディングスの「株主優待カード」デザインがリニューアル(菊地崇仁)

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三越伊勢丹ホールディングスの「株主優待カード」デザインがリニューアル(菊地崇仁)

2024年6月29日

三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードが届いた。

百貨店の株主優待カードは、対象クレカなどで決済すると10%OFFとなる、非常におトクなカードだ。ポイントはつかないが、クレカでは還元率が高くないデパ地下でも10%OFFになるのがメリット。

なお、三越伊勢丹ホールディングスの場合は保有株数に応じて利用限度額があり、以下のようになっている。長期保有特典としては、300株以上の株主の場合、利用限度額が2倍となる特典もある。

3月末日の所有株式数 利用限度額
100株以上、300株未満 30万円
300株以上、500株未満 40万円
500株以上、1,000株未満 50万円
1,000株以上、3,000株未満 100万円
3,000株以上、5,000株未満 150万円
5,000株以上、1万株未満 200万円
1万株以上 300万円

筆者の場合は100株のため30万円(割引額は3万円)。上限は低いが30万円分まで割引きになるのはおトクだろう。

もし、株価が大きく下がったとしても、3万円の割引きがあれば、10年で30万円分のおトク。含み損が30万円以上にならないのであれば、株を保有しても問題ない。

配当金も年々上がっており、期末配当は22円。100株の場合は2,200円を受けとれる。

中間配当 期末配当 年間配当
2020年 6円 6円 12円
2021年 3円 6円 9円
2022年 5円 5円 10円
2023年 6円 8円 14円
2024年 12円 22円 34円

今回届いたカードをみて驚いたが、これまでのカードと違い、薄いカードになっている。利用ガイドにも「新デザインで薄くスマートになりました」とあるため、リニューアルしたのだろう。確かに、バーコードだけなら厚みのあるカードの必要はない。

三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カード(左)旧カード、(右)新カード

三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カード(左)旧カード、(右)新カード

三越伊勢丹ホールディングスの株主優待カードは、エンボスありからエンボスレスに切り替わり、さらに薄型に変わるなど、進化している。

なお、優待情報を比較すると、券面の変更以外はほとんど変わっていない。

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菊地崇仁

2011年3月に株式会社ポイ探の代表取締役に就任。ポイントやマイルを中立の立場で語れる数少ない専門家として知られ、日経プラス1の「ポイント賢者への道」を2017年から長期連載中。年会費約120万円・約110枚のクレジットカードを保有・利用し、信用できる情報提供を目指している。

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